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◆◆ もしもあなたに世界が救えるなら ◆◆
第9回
〜自分を愛する心理学〜 2013年7月17日
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毎週水曜日更新〇---------------------------------------------------------〇
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
心理カウンセラーの近藤あきとしです。
>>http://blog.livedoor.jp/cs_akitoshi/archives/65807193.html
「いつも自分に自信が持てない、自分の良いところが分からない、
魅力や才能なんて私にあるとは思えない。
だから誰かと関わるのも、コミュニケーションも苦手。」
などとお悩みのあなたへ。
もっと自分を好きになって、もっと周りから愛されて、
もっと自分らしい生き方をしてみたくはありませんか?
その為のヒントをこのブログから受け取っていただけたら幸いです。
それでは、どうぞごゆっくりお楽しみ下さい。
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第9回 ■苦行マニアのあなたへ2■
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前回の記事で「苦行」をしてしまうのは、心が過去のある時点を
向いているからであり、罪悪感を感じていることが動機となって、
「過去の罪」を「現在の苦行」を続けるコトで償っているという
お話をしました。
罪悪感という感情のルーツを遡っていくと、ほとんどが私たちの
子供時代に、その根っこを持っていると考えられられるのです。
私たちは小さな子供のころには、両親に近づくために色々な努力を
してきました。良い点数をとろうと勉強したり、スポーツをがんばったり
家のお手伝いをしたり、兄弟の面倒をみたり…
また、イタズラをしたり、誰かをイジメたり、テストで悪い点を取ったり、
あるいはお腹が痛くなったり、熱を出したりして病気になることも
無意識的には、両親への接近を試みているととれるのです。
でも、たいていはその試みは失敗してきたのではないでしょうか?
愛がもらえると思ったのに、拒絶されたように感じてしまうことも
あったのではないかと思うのです。
私自身はテストで100点を取った時だけ、父親に褒めてもらった記憶があります。
友達とプールに行った話や、学校で工作が上手に作れたことなどは、
取りあってもらえるコトは、ほとんどなかったように覚えています。
◇:----:◇:----:◇
自分を受け入れてもらえなかった子供の心には、寂しさや哀しさ、不安などが
堆積されていくのです。そして、今度は我慢してでも両親の期待に応えようと
するんですね。少しでも認めてもらえるよう、そして親を笑顔にしてあげたいと
思ってがんばるんです。
しかし努力した末に、親から「お前は言うコトを聞く良い子だね」と言われても、
その裏では、やりたいコトを諦めたり、感情を我慢をしたりと子供にとっては
かなり大きな犠牲を払っていますので、複雑な葛藤を感じ続けることになって
しまうのですね。
その辛い努力を続けていった分だけ、愛されたい認められたいという欲求は
次第に強くなっていきますが、心の中では複雑な葛藤を抱えているために、
期待した通りの愛情を、100%受け取れるコトはあまりないのですね。
そして徐々に、自分の価値を見失っていってしまうのです。
お父さんお母さんに近づけなかった、喜ばせてあげられなかった、
助けてあげられなかった、笑顔にしてあげられなかったという
罪悪感を、ここで感じ始めるんですね。
また以前の記事、怒りのパターン3でご紹介した、親の苦手な感情を
子供も苦手になる、という理由から説明できるルーツもあるんです。
子供も苦手になる、という理由から説明できるルーツもあるんです。
それは、親自身が既に「苦行」をしていたという場合です。
例えば母親が、子供の前でいつも辛そうにしていたり、不幸そうな表情ばかり
見せていたりすると、
「お母さんが辛いのは、ボクが悪い子だからだ。助けてあげられないのは
良い子にしてなかったからだ。」
と感じてしまうこともあるのですね。
その際に芽生える罪悪感は、ある意味親から子へ引き継がれているとも
言えるでしょう。感情は身近な人に共鳴するように伝わるものですから、
親が“自分が悪い”と責めていたとしたら、その影響を子どもが受けて
同じ感情を感じるようになっても、全く不思議ではないのです。
ちなみに、このパターンは実は親子関係だけに出てくるモノではないのです。
みなさんの友人やパートナーが「苦行」をしていた場合、いつの間にか
みなさんも罪悪感を、背負い込んでしまうことがあるんですね。
みなさんの友人やパートナーが「苦行」をしていた場合、いつの間にか
みなさんも罪悪感を、背負い込んでしまうことがあるんですね。
それは元々相手の感じていたモノで、皆さんの罪悪感ではありませんから、
相手を見ていて、「もしかしたら、私も悪かったのかもしれない」という、
自分を責める苦しさを感じたら、距離を取るか、相手と自分の感情を、
きっちり心の中で線引きをして、巻き込まれないようにするコトが大切です。
自分を責める苦しさを感じたら、距離を取るか、相手と自分の感情を、
きっちり心の中で線引きをして、巻き込まれないようにするコトが大切です。
そして、人生は楽しんでいいモノだということを相手に教えて、逆に巻き込んで
あげましょう。
あげましょう。
◇:----:◇:----:◇
私たちが子供時代から、進学〜就職と人生が進んでいき、住む世界が広がり、
関わる人たちが増えて、可能性が開けていくにつれ、徐々に親の手を離れ
その罪悪感から解放されていくことも、またよくあるコトなんですね。
自分の人生を作り直していく機会を得て、本当にやりたかったモノに気づいて、
必要な努力をしていくコトで、見失っていた自分の価値を取り戻していく人も
たくさんいるのです。
しかし、やっぱり「苦行」をしてしまう人というのは、過去の罪を償うために
現在も努力を続けているようなモノなのです。
現在も努力を続けているようなモノなのです。
しなくてもいい努力を、罪悪感を感じることで、やり続けてしまうのですね。
そのルーツは全て誤解だということに気づかないと、いつまでも続けて
しまうかもしれません。
少し見方を変えることができれば、
それだけの努力を続けられるエネルギーを持っている人なのですから、
その方向性さえ変えてしまえば、自分だけでなく他人も幸せにする努力を
続けられる人になれる可能性がある、と考えられるのではないでしょうか。
また、人の為に罪悪感を感じられるほどの感受性に恵まれているのですから、
本来とても優しく思いやりに溢れていて、周りに愛情を与えられる才能を
持っているはずなんですね。
「苦行」を手放すことができると、今度はその才能をフルに活用することが
できるようになるのです。
次回、『苦行マニアのあなたへ3』へ続きます。
※次回は7/24(水)に更新いたします
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今日の一言
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「しろくまカフェ」というアニメが面白いです。
深夜に放映している、かなりユルいアニメなんですが、何も考えないで
見ていられるので、録画しておいて寝る前に見ると、イイ感じに頭も
ユルんでよく眠れます^^
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