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いつもありがとうございます。
心理カウンセラーの近藤あきとしです。

4月9日に【アメブロ】恋愛テクニックに掲載した記事をご紹介いたします。


●超自立男性との恋愛がうまくいくシリーズ(3)「恋愛の問題はあなたの限界を超えるチャンス」

 こんなことについて書いてます 
  • 一方的に彼を悪者にできなくなってきたのは、あなたの心が成長して愛が深くなったから。
  • 自分のニーズ(欲求)だけでなく、彼のニーズを考えることで葛藤がうまれている。 
  • 今の自分の限界や枠を越えて、これまでとまったく違う愛情の与え方を選ぶことが大切。



前回からの続きになります。


去年の8月から、超自立の男性についてをテーマにした記事を書き始めて以来、読者のみなさんから本当にたくさんの感想やコメントをいただいています。

どうもありがとうございます。

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また最近は、「超自立のブログを読んですぐにカウンセリングを申し込みました」と言われるクライアントさんとお会いする機会がずいぶん増えたように感じます。

ここのところ、超自立のパートナーのいるクライアントさんとのカウンセリングの中で、よく聞くお話があります。

「昔だったら、悪いのは彼!と言って加害者にしていたのに、今はなんでこの人はこんなこと言っちゃうのかなって考えてしまうんですよね。」

「ブログで超自立男性の心理や恋愛心理を勉強してしまった後だと、彼の過去や親子関係を考えると、そうなっちゃうのも仕方ないのかも、と思ってしまうんです。」


なんてことを言われることが本当に多くなりましたね。

これは一つには、これまで無自覚に加害者と被害者という関係になっていたものが、別の意識で自分と相手を見つめることが出来るくらいクライアントさんの心が成長したからです。

そして、その分だけ愛情も深くなってきているからですね。

なんだか私も一緒だなあと感じたかたは、ぜひ成長した自分を褒めてあげてくださいね。

一方的にパートナーを攻撃できないだけに、やりにくくなりったりもしますが、だからといって、彼の言葉や態度を全部受け入れなけらばならないわけではないですよ。

彼にはああなるだけの理由があるんだなあ、という目で見てあげるだけで、今までとは違う捉え方感じ方ができることが大事なんですね。


◇◇◇


ただ、心が成長して愛情が深くなるにつれて、ちょっと心の中がややこしくなってしまうのは誰もが通る道かもしれません。

「あんな男、ホントに最低!」

と言ってバッサリ切り捨てられなくなってくるということは、葛藤が出てきているからなんです。

「彼には彼の問題や痛みがあるのね・・・、でも私が我慢し続けるしかないの?」

「彼には、ああせざるを得ない理由があるんだ・・・、だからと言って全部許さないといけないの?」

「あれは甘えているのよね・・・、でも私だって甘えたいのよ」


などなど、徐々に自分のニーズ(欲求)だけでなく、相手のニーズを考えるようになるので、それが心の中で引っ張りあいをすることで、葛藤になっていくんですね。


◇◇◇


じつは、ここで今までとは違う愛情の与え方を選べると、あなたが限界に感じていたり、行き詰ったように思える枠を超えていくことができます。

例えば、ワーカホリックだったり、お金にルーズだったり、浮気を繰り返しているパートナーがいたとします。

そんな彼にアレコレと世話を焼いてきたけど、全然彼の環境も2人の関係も良くなってないと、あなたが感じているとしたら、

もしかしたら、あなたのしてきたやり方は、どこかで彼の顔色を伺いながらだったり、彼を変えようとするものだったりしたかもしれません。

本当に彼がそうして欲しいと思っていたモノではなかったかもしれないんですね。

前回の記事でこんなことを書きました。
つい尽くしすぎて自分をすり減らしてしまう人や、私がやらないとと感じて背負いすぎてしまう人は、そうでなくなった自分に対してとてもネガティブなイメージを持っていることが非常に多いのです。

(中略)

結果、しなくていいことまでやってしまい、時にはおせっかいになっていることもあります。

いずれにしても「自分がやらないといけない」という意識がとても強くなって何かと背負いすぎたり、何もしないことが居心地悪く感じてしまうというケースは、良く伺うお話なのです。

周りに対して何もしていない自分には価値が無いんじゃないか?

そう感じてしまうことが怖くて、アレコレと手を出してしまっていたのだとしたら、いま求められているのは、もっと別のやり方、愛情の与え方があることに気づいて、そちらを選ぶことなんですね。


◇◇◇


これも前回に書いたことですが、
そこでの本当のテーマは「何もしていなくても愛される価値が私にはある」ことを知ることです。

どんな自分でも価値があること、周りに受け入れられていることに気づけると、「たとえどんな自分であっても、私は私でいい」と、今度はあなたが、自分自身を本当の意味で受け入れられるように成長できるんですね。

ポイントになっているのは、自分の価値を受けとり、どんな自分であったとしても愛されていることを受け入れようと決めることです。


もし、上で言ったような別の選択があるとしたら、こんな与え方もあるのではないでしょうか?

「彼が私のニーズに応えてくれることを期待するのではなく、私が愛を選択したように、彼もいつか愛を選択してくれることを信頼する」

その信頼をベースにできると、彼と続けていくのか、それとも別れてそれぞれの道を行くのか、二人にとってより良い方向性を決めることができますよ。

現実に起こっている現象に心理的な見方を取り入れると、男女関係で出てくる問題というのは、二人にとって必要だから現れていると言えます。

もちろん表面的にはそんなことは思いませんが、潜在意識では必要だと考えているんですね。

先ほど言った限界や枠を超えて、もっと豊かで大きな愛を信頼し与えられる自分になるために。

すると、被害者か加害者かの二元的な見方からも抜け出して、2人の関係を今よりも広い視点から見ることが出来ますよ。


次回は「今の二人の関係」から外れてみることで見えてくること、について書きたいと思います。
2016/4/24 「(4)愛してほしかったのは【悪い子の私】」






最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに!

それでは、今日があなたにとって素晴らしい日でありますように!



心理カウンセラー
近藤あきとし


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