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心理カウンセラーの近藤あきとしです。
いつもありがとうございます。

10月10日に【アメブロ】恋愛テクニックに掲載した記事をご紹介いたします。




前回のブログでは↓
https://kondouakitoshi.blog.jp/archives/65961358.html

いわゆる『だめんず』とばかりつき合ってしまう女性の心理パターンを解説しました。

なぜ、ちょっと問題のある彼氏を選んでしまうのか?


その心理の一つに自己価値の低さを挙げました。


そして「どうせ私なんて」と感じてしまうのは、幼いころの生育環境が少なからず影響しているようです。


ただ、視点を変えれば、その感情の奥には子ども時代の無邪気さや、創造性、情熱などが封印され、心の底に眠ったままになっているということです。

過去の心の痛みを癒すこと、自分自身の価値を受けとり直すことで、イキイキとした子供の感性や才能に光を当てることができる、とお伝えしましたね。






今回は、また別のパターンのお話です。

「この人はダメな人だけど、私が見捨てるわけにはいかない。」
「この人には私がついていてあげないと。」


いわゆる『だめんず』な男性に対して、こういった感情を抱いている女性は少なくないようです。

この感情の裏にどんな理由があるかというと・・・


1、いつも“誰かのお世話をする役割”ばかりしてきた

“誰かの役に立つこと”が私のアイデンティティ。それくらい、子ども時代から周りのために動いてきた、その役割が板につき過ぎている女性。

たとえば、
・弟・妹の世話をすることを求められて、長い間それに応えてきた
・子どもの頃から父親のお世話をしたり、母親の母親役をやってきた
・優等生として周りの期待に応え続ける“いい子”の役割を犠牲的に演じてきた

こういった役回りをしてきたことで、

「誰かの役に立ちたい」よりも、「役に立たなければいけない!」という思い込みが強くなっていくことはよくあります。

さらに、この思いには、

「このままの自分では誰からも愛されない。だから頑張って人のために尽くして、助けて、何かをしてあげてないと誰からも相手にされないんだ」

という無価値感と呼ばれる感情が隠れているんです。

その無価値感の分だけ『だめんず』たちに対してまるで母親のようにお世話をしたり、見捨てられずについつい面倒を見てしまうわけです。


2、自信の無さ、無力感を隠すため

たとえば、子供の頃からあまり褒められることが無かったり、両親に関心を持ってもらえなかったりして、自信が持てなかった、「私ってダメなんだ・・・」という無力感が強かった場合も、

問題のある男性を助けられたら自信が持てるように感じて『だめんず』との関係を持ち続けてしまうケースもあります。


また一方で、「私ってダメだな・・・」という自己嫌悪や不安を抱えきた女性にとって、自分よりもダメな男性を見ると安心感を感じる部分もあるようです。

そしてそんな彼に必要とされていると感じられると、どんどん『だめんず』に惹かれていってしまう・・・

「この人には私じゃなきゃダメなの」

そんな気持ちが強くなって、なかなか離れられないケースも少なくないですね。


これらのパターンの奥底に隠れている自己イメージは、前回にも出てきた「こんな私」です。

「こんな私が人に好きになってもらうためには、すごく努力しないといけないんだ」とか、

「こんな私だから、私が愛を与えた分しか彼からも愛してもらえない」など、

自分につけている点数が低すぎることが問題を作ってしまうのです。 

そして、あなたが好きになる『だめんず』も、間違いなく同じように自分の点数をとても低くつけていますので、心の深い部分では

「私は人として15点くらいだから、彼氏も15点くらいの男性でちょうどイイの」(前回も出ましたね)という思いになっていくわけです。





この問題から抜けるために大事なことは、いかにあなたの思い込みを解き、本当の価値を受け入れていくかということです。が・・・

自分の点数が低いと思っている人ほど、

「自分の価値を上げるためには、人の役に立つために、あれもこれも、とにかく沢山のことをしないといけない」

と思い込んでしまうのです。

そして、沢山のやらなければいけないことを抱えてウンザリとしてしまい、「もう何もしたくない」と思って与えることを止めるのですが、


今度は何もしていない自分をまた責めてしまい、その結果、自分の点数をさらに下げてしまう、という悪循環に陥ってしまうことが出てきます。

ここにハマっている人は、自分の悪いところにしか目がいかないパターンがあることに気づくことが、この悪循環から抜け出す一歩目になります。そうでないと、

「私には良いところなんてないですよ」

「みんなはこんな私と話をしても楽しくないよね・・・」

と思ってしまうのです。

そういう人は、学校でも会社でもご近所でも、なかなか人に話しかけられないという場合も多いですし、そもそも人と関わる場所へ行くこと自体を避けるようになることもあります。 

ただ、別の見方をすると、この種の不安を抱えている人は、実は人へ気を使う分おもてなしが上手だったり、人をとても大事に扱ってあげたい思いが強いんですけどね。



でも、その魅力や才能が、自分を責めている間は全く感じられないんです。だから周りが見ているあなたの価値と、あなた自身の感じる自分のイメージが全然違っていたりするんです。

それだけに、自分の本当の価値を受けとることはとても大切です。

どうか、自分の与えてきたものの素晴らしさを受け入れてみたいなと思うところから始めてくださいね

もしかしたら、時には隠してきたネガティブな自分にダメ出しをするのではなく、受けとめてあげることが必要な場合もあるかもしれません。


その際には私たちカウンセラーを遠慮なく頼っていただければと思います。

私たち人間はだれもがコンプレックスや欠点をもっています。 

しかし、恋愛においては、どうやってその欠点を隠すかにエネルギーを使うのではなく、どうしたら自分の長所や素晴らしい魅力を表現していくかにエネルギーを使うかが大切です。ここに成功することが、恋愛の成功に繋がっていますからね。 

次回も続きをお届けしますね↓




※参考記事です↓こちらもどうぞ。

https://kondouakitoshi.blog.jp/archives/65910590.html






最後まで読んでいただきましてありがとうございました。次回もお楽しみに。

それでは、皆さんが健康で、心穏やかに、いい時を過ごされますように。

心理カウンセラー
近藤あきとし


***


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